ルトエチャンネルの舞台裏

失踪猶予0秒チャンネルの避難所

【~惨敗からの逆転~"孤高"の剣士ルトガーさんが己だけで難易度アビサルの裁判長メディウスを打倒するそうです】の裏側【FEH】

◆前書き

以前以下に張り付けたような動画をあげた。まあ見てもらえばわかる通り結果は大爆死であったので、こんな茶番に最後まで付き合ってくださった方、更には高評価を押して下さった方には圧倒的感謝というほかない。

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この動画の発言内容をさらに突き詰めるというか、言及していこう、というのが【〇〇(動画のタイトル)の裏側】の趣旨である。というわけで、以下本題に入る。

◆流浪の鋭剣(ルトガーさんの武器)って本当に一匹狼の鋭剣(フェリクスさんの武器)の完全劣化なの?

逆にそう思わなかったならその理由を問い質したいぐらいには"まごうことなき劣化"である。
まず、「奥義発動カウント変動量+1」はどう足掻いても「戦闘後に奥義発動カウントを減らす効果」の劣化と言うべき効果である。マグマグの実とメラメラの実の能力が完全な上下関係にあるのと同じである。嘘だと思うなら、「神速回避」、「天空」、「疾風迅雷」それぞれをルトガーさんとフェリクスさん両方につけた場合どうなるか試してみるといい。そもそもフェリクスさんはうちの兵舎にいねーよって人は頭の中でのシミュレートでも構わない。結果変わらないじゃないかと思うだろうが、もしも奥義発動カウントの+を無効にされた場合は?もっと言えば、ルトガーさんの場合神速回避が発動したら自分で殴ってチャージしなおさないといけないが、フェリクスさんの場合は戦闘後に勝手にリチャージされる。俺ルールやめろと突っ込みたくなるぐらいにはやりたい放題である。
またお互いの武器効果がどちらも全て発動すると仮定した場合、ダメージ軽減率の"最大値"は一応ルトガーさん側が高くはなるが、フェリクスさん側は実質守備魔防+10であり、試しに相手の攻撃-こちらの耐久で算出されるダメージ量が30だった場合で計算してみると、ルトガーさん側は4割軽減で18ダメージ、フェリクスさん側は10引いて3割軽減なので14ダメージとなる。このように武器効果だけでの比較ならフェリクスさんの方がダメージを抑えることができるケースが普通に存在するのである。というか、そもそも多重回避前提で考えるなら高々10%の差などあってないようなものであるし、なんならフェリクスさんの方は速さで負けていたとしても軽減効果が発動する。挙句の果てには、フェリクスさん側はターン開始時に奥義発動の準備が出来るので、初手神速回避発動のために介護をしてやる必要さえない。最早ルトガーさんのライフはゼロとなったことだろう。
強いて擁護するならば、フェリクスさんは自身の武器効果を最大限に発揮するためには、味方と隣接することだけはタブーなので、護り手添えなどの攻め方の場合はルトガーさんの方が使いやすいのではないだろうか。
また、神速回避等の盾奥義系統は、封緘などで奥義発動カウントを減らされてしまうことに注意を払わなければいけないのだが、その辺に対してはルトガーさんの方が圧倒的に耐性がある。何度か言ってきたように、ルトガーさんはHPだけは無駄に高い一方で、フェリクスは最新キャラゆえにHPが低いため、防衛で封緘持ちを見たら神速回避型で使ってる場合、出すのを憚る羽目になるんではなかろうか。そもそも封緘持ちを防衛においている人など殆どいないので、その時は事故と割り切ればいいだけなのだが。

◆そんなフェリクスさんに対して思うこと

ところで勘違いしないで頂きたいとは思うので、唐突な自分語りをお許しいただきたい。
フェリクスさんは確かにルトガーさんの完全上位互換には違いないのだが、それゆえに「フェリクスさんに対して嫌悪感が増した」などということは全然ない。
私の風花は青獅子スタートなので、同学級の三馬鹿(ぐりっちゃん、シルヴァン、フェリクスの3人のこと)にはそれぞれ大なり小なり思い入れがある。まあ強いて言えば、ぐりっちゃんは風花女再推しで、シルヴァンさんは主人公格を除けばフェイバリット男キャラのため、その後塵を拝する所に位置しており、大して稼ぎが良くない現状ではうん万円払ってまで10凸したいとは思わないが、それでも好感度自体はまあまあ高めである。そんなわけでルトガーさんの上位互換なんぞいつ現れても多分におかしくはないだろうとは思わなくもなかったが、それがどこの馬の骨とも知れない"女キャラ"などではなく、フェリクスさんであってよかったぐらいに思っている。例えば今月実装された開花フィルさんの性能がこれだったら間違いなく台をぶん殴っていただろう。文句があるとするなら、学生の姿でこの強さなことぐらいか。5年後の姿でこの強さなら、この文句1%が恐らくは完全に解消されていた、タブンネ
というかフェリクスさんは神速回避型で使う限りにおいては、全回避剣士の理想値なんじゃないかと思うぐらいには完成された性能をしている。奥義発動カウント変動量+だの、キャンセル無効だの、戦闘後に奥義発動カウントを減らす効果もちにしてみれば弱者の悪足掻きみたいなもんであり、昨今の女尊男卑ここに極まれりなFEHでは男キャラの希望とでも言うべき恵まれた強さである。がんばれフェリクス…お前がナンバーワンだ!

◆それではルトガーさんはオワコンなのか?

今現在の環境を見る限りにおいては自信をもってノーと言える。
何度も言うようにルトガーさんは確かにフェリクスさんの劣化ではあるが、そこに目を瞑り一人の回避剣士として見れば、こと耐えることにおいてはそこそこ優秀である。それについては今回の動画の題材となった対アビサル裁判長をただ一人で相手取り、からくも勝利できたことからもいくらかはわかってもらえたのではないかと思う。
さらに言えば、オワコンどころか封印の剣出典のキャラ全体で通してみれば、下手したら受けキャラ部門で最強を名乗っても怒られない可能性さえある。何故かと言われれば、ぶっちゃけると封印の剣のキャラがそもそも全体的に弱い」ということにも起因しているのだが…。
実際に封印の剣の"受けキャラ"でぱっと見強そうなのをあげてみると、
伝承ロイ、伝承ファ、カドゥン(開花イドゥンのこと)、そして魔改造必須だが、我らがルトガーさんと言ったところか。
そしてこの中では一番速さがあり、(個人的に)昨今の受けキャラは速さがないと信用できないレベルで速さの重要性が増しているので、そのあたりもルトガーさんの相対的な強さを底上げしていると言えよう。
何度も言うように封印の剣のキャラ自体現状そこまで強くはないという事情もあるにはあるのだが、これら名前だけなら錚々たる面々に並んでもよさそうなあたり、フェリクスさんの完全劣化になってしまったとはいえ、ルトガーさんは未だ頑張っている方だと言えるだろう。
まああまり調子に乗ったことばかりほざいてると封印カレルさんが開花してきて、ルトガーさんなんぞ足元にも及ばないような性能で来てしまいそうだが、剣聖なら仕方ない。…とか思っていたらフィルさんが開花してやってきてしまった。因みに開花フィルさんの武器効果も開花マリータさんに似たような効果を内蔵しているが、戦闘後に奥義発動カウントを減らす効果は何故か「奥義発動カウントが"最大値"」の時だけであるため、(少なくとも単体で見れば)神速回避型の適性が低い。ので、比較対象が開花マリータさんにしろ、ルトガーさんにしろ、開花フィルさんのが強いとも言い切れないんじゃないかなあ…どうだろうなあ…。
因みに上述したように、開花フィルさんは個人的にはあんま強くない性能で実装されたので、そこまでヘイトは高くないのだが、それはそれとしてフィルさんには物申したいことがある。

◆カレル推しはそろそろキレていい

6月の新英雄でフィルさんが開花したわけだが、まあその昔動画内で封印で開花来るならという予想で挙げた一人ではあるので、違和感があるわけではない。ただし、それはそれとして「異議あり!」と声高に唱えさせてもらおう。
フィルさんは今回3人目の実装であることについて、なにもルトガーさんを出せとか言ってるわけじゃない。カレルさんじゃ駄目だったのか?ということである。
カレルさんと言えば、"思いを集めて"の会話でもいくらか触れられていたように、"剣魔"だの"剣聖"だの御大層な異名を冠している凄腕の剣士という設定なのだが、FEHでの彼はというと、超絶初期に登場したとんでもなくヘボい性能のまま放置されている。そんな彼が先では駄目だったのだろうか?という疑問がどうしてもぬぐえない。もちろん先に来た方が性能的に弱くなってしまうのは承知の上だが、それを考慮したうえでもぞんざいな扱いを受け続けているカレルさんがそろそろ救われてほしかったものである。ルトガーさんを応援しているつもりの当チャンネルの主たる私ですらこんな感想なのだから、もしも私の推しが彼であったならば、怒りが限界突破してスーパーサイヤ人になったとしても何らおかしくはなかったことだろう。
本当にこのゲームの女尊男卑っぷりにはクソデカ溜息をつかされること山のごとしではあるが、まあ企業理念が売り上げ至上主義(知らんけど)の鳥頭集団…それも仕方ねェか…!

◆大回避剣士時代をルトガーさんが作ったってマジ?

わざわざ言及しなおすまでもなく誇張である。
…のだが、ルトガーさんの錬成が来た後にあげた動画"るろうの鋭剣"はなんだかんだ1,2週ぐらいで3000回程度押してもらえていたので、回避剣士の強さをある程度の人に知らしめる貢献をしたんじゃないかぐらいには思っている。
また、武器に回避効果が内蔵されたのはルトガーさんが3人目であり、そのすぐ後に「神速回避」なる強力な回避剣士のための奥義が登場している。これには何かしらきな臭いものを感じたのだが、まあ流石にいつもの考えすぎというやつであろう。
そして今年になってリュールさんをはじめとした、ダメージ軽減効果が武器に内蔵されたキャラが激増し、世はまさに大回避剣士時代といったところか。余談だが、ルキノさんは性能が別次元の方向に行っているので個人的には回避剣士としてカウントしていない。(この動画で引き合いに出したのはフェリクスさんが実装される前の時点でそれっぽいのが彼女しかいなかったのでしゃーなし)

◆今回の動画をあげるにあたって犠牲になった人たち

・リュール(♀)さん

元々ルトガーさんに奢るつもりだったが、食えるところが一つしかない、一撃離脱の追加効果が弱いなどから継承を渋りまくっていた。そんな折、封印縛りの裁判長の英雄戦が開催され、回避4を継承したらアビサル裁判長と勝負になるのかどうか試したくなり、継承することと相成った。結果勝てたので継承自体は無駄ではなかったが、その後闇ベレスさんが同一スキルを持ってきたことにより若干の虚しさを覚えた。拍節にしろとまでは言わないが、せめて怒りにしてほしかったものである。(設定的にもかなり合っているのだし)
尚、私にとってのリュールさんは(CV下野紘)の好青年の方なので、奢ること自体にそこまで抵抗はなかった。というか彼はいつになったらアスク王国に来れるのか、というよりも新作エンゲージの新キャラが初実装から半年も来ないとはだれが予想できただろうか。風花なんて級長ズの次の新キャラも風花だったというのに。(まさか今年の伝承が赤で彼ということはない…か…?)
因みにこの前闇ガチャを引いてたら一人すり抜けたが、絵が可愛らしいのと本人素材どちらの観点で見てもそこそこ有能なので許しましょう。

・ヒュウさん

一人残していたはずなのだが、何故か兵舎から消えていた。ということはルトガーさんに奢る分で最後だったということになるが、どういう心持ちで素材にしてしまったのか過去の自分を問い質したいもんである。まあ、この前闇ガチャを引いてたらすり抜けたので、なんとか彼の残機を蘇らせることには成功した。すり抜けそのものはあまり愉快ではないが、封印でも上位のネタキャラ(?)であり、かの遊戯王シリーズの主人公を務める男と中の人が同じと、色々オイシイ要素を持っているので一人はいてくれたほうがよいだろう。

・ヤツのバカ息子(総選挙セリス)

この動画のためにではないが、確か激突はコヤツから継承したはずである。言うまでもないが、私にとっては憎むべき敵でしかなく使う気が1ミリたりとも起きないので、何ら躊躇することなく素材にした記憶がある。迅雷戦術では結構な強キャラだとか見た記憶があるが、なんというか、そういう戦術が得意なキャラに限って忌避するようなキャラばかりなので、そういう観点で見ても最近の私が受けブレムしかしないのは当然であろう。(未だに青リークさんで爆風迅雷してる人なんて私ぐらいのもんじゃないだろうか)

◆何で4月のリミテッド英雄戦の内容を5月終わりにあげてんの?

本来はGWの終わりには投稿出来てればと思っていたのだが、その時点でセリフすら完成してなかった気がする。というか、いかんせんゆっくり実況というのは作るのにあまりにも時間がかかりすぎる。他の実況スタイルに物申そうなどという気は毛頭ないが、かの有名ポケモン実況者ライバロリ氏にも「ゆっくり実況を作るのは大変」とお墨付きを頂いていることもあり、"とかくゆっくり実況は作るのに時間がかかるもの"とご理解いただければと思う。(嘘だと思うなら「ライバロリ ゆっくり実況」とかで検索してみるといい)

◆いつも通りの飛空城動画を期待してた人へ

飛空城やるだけがFEHだけじゃなし、あまりお堅いこと言いなさんな。そもそもワシはガチ勢から一線を引いた老兵とでも言うべき存在なんじゃて。これからも上げたい動画をあげたいときにってスタンスでやっていくので、闘技場やら爆鎖やら別のコンテンツが動画化される可能性もある。が、当然決闘だけはちーっともやる気が起きない。
…などと言って見せたが、実のところ決闘は、どうしても「一戦が長いし、部隊考えるのが面倒くさい」、「ダグとかクロムが推しの奴だけがやってろ」という思いが先行してしまうだけで、そんな私でもゲーム性そのものは評価していたりする。さらに言えば、動画ネタ的に作りやすそうということもあり、もしもルトガーさんがクロムダグのような決闘人権級というか、永遠に腐らなそうな性能で実装されたのならあるいは「やったるで!」という気力が湧いてくることがあるかもしれない。後はエンゲージ出身のキャラの中で目をつけているのが一人おり、彼次第ではあるいは…といったところか。
もしくはそもそもルールが見直されるとか。例えば比翼双界はスキルをもう一つ持ってる時点でズルなので部隊に一人までの制限がかかっても何ら不思議ではない、というかそれぐらいはされて然るべきではなかろうか。それ以外にも分けるべき境界はありそうなものだが、線引きが難しいとも思うので、わかりやすいこの辺から規制を始めるべきだろう。始めないのならそれもよし。そんなクソゲーに付き合う気などさらさらないという態度をこちらも崩さないだけである。
まあ両方とも限りなく可能性は低いであろうし、サ終まで私が決闘に真剣に取り組むことは恐らくないであろう。

◆敗北者…?

私のチャンネルが底辺すぎるがゆえかもしれないが、FEH動画のコメント欄というのはとかく民度が高すぎると思う今日この頃である。そのため、動画が爆死したり、何らかのキャラの悪口を言っていても、噛みついてくる人というのをコメント欄でマジで見ない。
…しかし、動画投稿者的には"相手にされない"というのが最も精神的ダメージが大きかったりする。比べるのは烏滸がましいかもしれないが、売れない芸人や作家というのもこんな気持ちなんだろうか。そのため、ここは自分で自分自身を煽ることにより、そのダメージを緩和しつつ記事を終わることとする(意味不明)

コメント<ルトガーさんじゃなくてこの動画が敗北者だろ
私の返信<ハァ…ハァ…敗北者……?